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人事総務部人事勤労課
2016年入社
経済学部経済学科卒業
制度を理解すると、世の中の仕組みが見える
就職活動を始める前から、B to Bでビジネスを展開し、社会の基礎を支える企業に興味を持っていました。IT系やインフラ系を中心に企業研究する中でKOMORIと出会い、紙幣の印刷機械を製造していることに魅力を感じたのが志望の動機です。企業を内側から支えるような仕事に就きたいと考えていたので、入社する前から管理部門への配属を希望していました。いま、人事総務部で私が主に担当しているのは、社会保険に関する業務と企業型確定拠出年金の手続き、旅費精算の3つです。1年目は社会保険業務だけを担当していたのですが、従業員の入社・退社から扶養関連の手続き、健康診断や社会保険料支払いの処理など、仕事が多岐にわたるため、覚えることが多くて苦労しました。法規が改正されること多いので、自分の知識も常に更新しなければなりません。金融機関が開催しているセミナーに参加するなど、最新の情報を学ぶように心がけています。でも、こうした制度の内容を少しずつ理解するうちに、世の中の仕組みが見えてきて、仕事が面白くなってきました。年金や医療費に関するニュースにも自然と敏感になります。普通に働いていると意識しないかもしれませんが、制度が変われば、暮らしの様々な部分に影響します。個人的にも役立つ重要な知識です。
管理部門の「気付き」を業務改善に活かす
人事総務の仕事というと、毎日同じような事務処理を繰り返しているイメージがあるかもしれませんが、実際の業務は変化に富んでいます。2017年7月に企業型確定拠出年金を導入した時は、途中から引継いで仕事に関わったため、3か月先の納期に間に合わせられるか不安でした。前任の先輩が苦労されて準備したものを、無事に納品できた時の嬉しさは、今でも忘れられません。社員が、より働きやすい制度や環境を整えるのが私たちの仕事。そこに日々のやりがいを感じています。最近は社員からの問い合わせにも自信を持って答えられるようになってきました。質問やトラブルに対応して「ありがとう」と言われると、役に立ててよかったと思います。
仕事をする上で心がけているのは、日常的な「気付き」を大切にすることです。紙で回していた回覧物をメール配信にするなど、従来のやり方を少し見直すだけでも業務の改善に繋がります。もっと経験を積んで、人事総務部全体の仕事を把握し、業務の効率化と標準化によってコスト削減を実現するような提案をしたいと考えています。そのためには、給与関係など、管理部門でまだ経験していない仕事がたくさんあるので、まず全ての業務についてしっかりと理解する必要があります。管理の視点から、会社の業績に貢献することが目標です。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。